2010年08月13日
中古マンション・中古戸建の購入 重要事項説明書のチェックポイント17 付帯設備表1
中古マンション・戸建購入
重要事項説明書のチェックポイント17 付帯設備表1
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中古マンション・戸建購入
重要事項説明書のチェックポイント17 付帯設備表1
中古マンションや中古戸建の売買契約において、売主は、買主に引き渡す設備がどんな状態にあるか、また、どんな状態で買主に引渡すかを明確にしておく必要があります。
買主の立場からすれば、中古住宅にある設備(キッチン、お風呂、トイレ、給湯設備、建具等)が、きちんと使える状態で購入するのとそうでないのとでは大違いになりますから、付帯設備表は大切な書類のひとつです。
付帯設備表の説明は、契約締結前に重要事項説明に加えて、「売主から買主に」説明がなされます。
キッチン、給湯器、トイレ、換気扇、照明器具、網戸や扉などの建具等、買主に引き渡す設備の有無、有る場合には、故障の有無などが記載、説明されます。
設備の有無は、買主に売買物件を引渡す時点の状況を記入するものなので、売買契約締結時点の状況を記入するものではなく、買主に物件を引き渡すまでに売主が撤去したり処分する設備については、「無」と記載されます。
さて、この書類の作成で、
「売主が注意しなければならないこと」
をいくつか述べます。
まずは、ご自身が、各設備についてひとつひとつきちんと状態を確認することです。
仲介業者さんに任せると、きちんと確認してもらえないこともありますし、後日、買主からクレームがついたときに責任を負うのは、仲介業者さんではなくて売主であるご自身となるからです。
各設備は、日々使っていても気づかないこともありますし、引っ越して住まなくなってから時間が経過している場合、使用していた当時は普通に利用できた設備でも、故障しているというケースは多々ありますので注意してください。
キッチンや洗面台は、シンクの下の配管をよく見て、漏水などがないか確認しましょう。あるいは、水の流れは悪くありませんか?パイプが詰まっている可能性があるかもしれません。
洗面台のシンクは陶器でできているものが多いですが、ひび割れたりしていませんか?いつも普通に使っているので問題ない、と思っていても、買主から故障を指摘されてしまうこともあります。
照明器具に電球切れやスイッチの故障などがありませんか?
玄関・窓・などの建具は、使用上の不具合箇所についても重要となります。建具自体の歪みや窓ガラスの割れている箇所、網戸やふすまの破れ等についても確認しましょう。
それから、ビルトイン式電気食器洗機、浴室用電気乾燥機、石油給湯器、石油ふろがま、FF式石油温風暖房機、屋内式ガス瞬間湯沸器、屋内式ガスふろがまを、買主に引き渡す場合には、特によく設備機器を確認してください。
上記の設備は、平成21年4月1日に施行された長期使用製品安全点検制度に係る特定保守製品に該当しますので、点検期間には点検を行う必要があるからです。
なお、売主は、買主へ引渡す付帯設備については、契約締結後、買主に引渡すまでの間は、善良なる管理者としての注意義務をもって契約時の状態を保持するように努める義務を負いますので、事実上、「人のもの」と思って管理する必要があります。
(次回は、買主の立場からのチェッポイントです)
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