2011年06月03日
中古戸建 確認すべき建物の部位(屋外に面する基礎)
中古戸建 確認すべき建物の部位(屋外に面する基礎)
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中古戸建 確認すべき建物の部位(屋外に面する基礎)
一般的な木造住宅の場合、地面から建ち上がっているコンクリートの基礎がありますね。
敷地内をぐるりと一周まわって、このコンクリート基礎の状況を目視で確認し、幅が0.5mm以上のひび割れがないかどうかをチェックしましょう。
ちなみに、ヘアクラックと呼ばれる、髪の毛のように細いひび割れは気にする必要ありません。
コンクリート基礎に、幅0.5mm以上のひび割れがある場合、色々な理由が考えられます。
例えば、不同沈下などによって、建物が乗っている地盤の半分が沈んでしまい、その影響で、建物の重みに耐えきれず、基礎にひび割れが発生したというケースや、単にコンクリートの乾燥収縮に伴ってひび割れしたというケースも考えられます。
前者の場合は、外壁や建物内部もチェックした上で、総合的に判断する必要がありますので、基礎だけ見て、大騒ぎする必要はありません(総合的な判断は、日本ホームインスペクターズ協会の公認ホームインスペクターなどの専門家に任せたほうがよいでしょう。)。
なお、こうしたひび割れは、放置しておくと、そこから空気と水分が進入し、鉄筋がさびてしまうことになりかねませんし、その結果、基礎の劣化に繋がっていきます。
ですから、早目の補修が必要となります。
このチェックは、これから中古戸建を買おうという方だけでなく、売ろうとお考えの方や、これから住まい続けようという方にも簡単にできる作業です。是非試してみてください。
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