2009年12月29日
中古マンション 住宅ローン金利は今後どうなる?1
中古マンション 住宅ローン金利は今後どうなる?1
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<中古マンション 住宅ローン金利は今後どうなる?1>
信託銀行出身(しかも不動産部門)の戯言ですが・・・
今後の住宅ローン金利動向について、私見を述べさせていただこうと思います。
昨今の国内金利は、史上まれに見る超低金利といわれています。
90年代前半までの住宅ローン金利は、国内経済成長が著しい時代であったとは言え、金利6%〜7%という時代もあったわけですから、現在の金利は相対的にみてもかなり低いと言えます。
ところで、現在の超低金利、いつまで続くのでしょうか。
私が思うに、
短期金利も長期金利も、短期的には現在のような超低水準のままではないかと考えています。
まずは短期金利について。
短期金利は日銀によってコントロールされます。
現在の日本経済は、潜在的な成長率が極めて低いので、日銀による短期金利のコントロールは、その期待成長率より低めに誘導せざるを得ないのが実情です。
原則的には、「期待成長率>政策金利」とすることで、投資を促したいわけです。
イメージ的には、政策金利で借りて、政策金利より高い成長率(利益率)を得ることができますよというメッセージ的な意味です。
現在は、期待成長率がともするとマイナスかもしれない、との思惑から、量的緩和政策(実質ゼロ金利政策)をおこなっていると考えられます。
そして今後、直ぐに経済成長スパイラルに入るとは思われないので、しばらくは低金利のままと予想するわけです。
一方、長期金利はマーケットが決めます。一般的には10年国債の価格によって利率が決まってきます。
長期金利が上昇する図式は、
国債増発(供給増)⇒(需要が供給に追い付かなくなり)国債価格低下⇒長期金利上昇、というのが通常の考え方です。
日本の財政状況からすると、まだまだ財政支出を国債に頼らざるをえない状況ですから、国債の増発は避けられないでしょう。
となると、今後、長期金利は上昇する、と言いたくなるのですが、そうでもないと考えます。
日本政府は、870兆円もの負債をかかえているわけで、毎年の金利払いが20兆円程度はあるわけです。
もし金利が1%でも上昇すると財政悪化がさらに進んでしまうので、政府は、金利上昇をなんとしても避けたいと考えます。
そこで、既に国債でおなかいっぱいになった金融機関にもっと国債を買ってもらえるように(国債価格が下がらないように需要を創造するために)、日銀は市中から国債を買い入れ(実質的な国債の買い支え)を行い、長期金利の上昇を抑え続けるのではないかと思っています。
よって、長期金利も短期的には低金利のままと予想します。
ところで、中長期的に見た場合、金利はどうなるのでしょうか?
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